マネーシング・パートナーの唐木明子が、Forbes JAPANに、AI時代の投資家対応と企業レピュテーションに関する2本のコラムを掲載
ブランズウィック・グループ東京オフィスのマネージング・パートナーの唐木明子が、当社の最新調査をもとに、AI時代の投資家対応と企業レピュテーションの変化について考察した2本のコラムを、Forbes JAPANに寄稿しました。
生成AIの普及により、投資家や顧客をはじめとするステークホルダーが企業情報を収集・評価する方法は変化しています。今回の2本のコラムでは、投資家が企業をどのように評価するのか、そしてAIがどのような情報をもとに企業像を形成するのかという、相互に関連するテーマを取り上げています。AIによって情報の流通や企業評価のあり方が変わる一方で、企業自身による戦略の説明、信頼できる情報の提供、そしてステークホルダーとの直接的な対話の重要性は変わらないと提言しています。
1.「なぜ、この会社は勝てるのか」AI時代の投資家が経営者に問うこと
2026年10月16日公開
ブランズウィックが米国の機関投資家100人を対象に実施した「2026年米国投資家調査」をもとに、AIの普及による投資家の情報収集・企業評価の変化と、経営者との直接対話の重要性を考察しました。
調査では、投資家の34%が経営陣との面談に向けた質問作成にAIを活用する一方、77%が経営陣との直接対話を重要な情報源と回答しました。また、投資家の61%が成長への確信を高める要素として競争優位性の説明を重視する一方、企業がそれを効果的に伝えているとする回答は27%にとどまりました。
コラムでは、AIによる情報分析が進む時代だからこそ、経営者が自社の競争優位性、戦略の実行力、判断の根拠を自らの言葉で説明し、投資家との信頼関係を構築することの重要性を論じています。
2.顧客は「AIに説明聞いてから」会いに来る。AIが見ている媒体はどれだ?
2026年10月14日公開
ブランズウィック東京オフィスが、グローバルの専門チームと連携して実施した独自の「Algorithmic Relations(アルゴリズミック・リレーションズ)」調査を紹介しています。
本調査では、日本の時価総額上位企業10社を対象に、ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexityが企業に関する質問へ回答する際、どのような情報源を引用するのかを分析しました。
その結果、引用される情報源は質問の言語や内容、AIサービスによって異なり、企業の公式ウェブサイトや主要メディアだけでなく、金融データ、口コミサイト、オンラインコミュニティ、動画プラットフォームなど、多様な情報が参照されていることが分かりました。
特に、英語と日本語では引用されるメディアの顔ぶれが大きく異なり、海外のステークホルダーがAIを通じて接する日本企業の情報が、国内で一般的に共有されている情報とは異なる可能性が示されました。
本調査は、日本経済新聞の小平龍四郎編集委員によるAI関連記事でも取り上げられました。
コラムでは、企業が自ら発信する情報だけでなく、AIが実際にどのような情報を参照し、企業について説明しているのかを把握することが、今後のレピュテーション・マネジメントやステークホルダー・エンゲージメントにおいて重要になると指摘しています。
記事の内容については、以下をご覧ください(会員限定記事)。
・Forbes Japan 2026年10月16日
「なぜ、この会社は勝てるのか」AI時代の投資家が経営者に問うこと | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
・Forbes Japan 2026年10月14日
顧客は「AIに説明聞いてから」会いに来る。AIが見ている媒体はどれだ? | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
・Nikkei Financial 2026年10月6日
AIは統合報告書を読めるか GEOが変える資本市場: NIKKEI Financial
ブランズウィック・グループは、グローバルな調査・分析力と日本市場への深い理解を組み合わせ、投資家対応、経営者エンゲージメント、レピュテーション・マネジメント、アルゴリズミック・リレーションズなどを通じて、企業の戦略的なステークホルダー・エンゲージメントを支援しています。
唐木明子の略歴は下記のリンクからご覧ください。