知見

ブランズウィック・グループの理念は、クライアントがこの世界で担う使命や役割を果たし、さらなる成功を収められるように支援をすることです。ビジネスと政治・社会などの各領域が交わり、ますます複雑化し、急速に変化する国際社会において、大きな価値を創造し続ける組織のリーダーの皆様を日々支えています。

企業は、多数のステークホルダーとの繊細なバランスの中で事業を行っており、グローバル化・デジタル化の波を受け、その関係性がさらに複雑化しています。

企業が事業ポートフォリオを再構築し、新しい分野や市場に進出するなか、平時においても有事においても、ステークホルダーとどのようにエンゲージメントを進めるかは事業の成否を決めるほどの重要性を持ちます。

ブランズウィック・グループは、このようなビジネスと政治・社会の要素が絡み合う領域の重要局面において、どのような方法でステークホルダーとの信頼を構築するのか、戦略立案から実行までを支援します。


  • トランプ2.0で加速する反DEIの潮流と日本企業の対応 自社のコア価値に基づく戦略的かつ一貫した取り組みが不可欠
    米国では多様なステークホルダーからDEI(Diversity, Equity, and Inclusion)に対する揺り戻しの動きが見られ、訴訟、株主提案、SNSキャンペーンなど、さまざまなかたちで意見表明が行われている。第2次トランプ政権の誕生はこうした動きを加速させる可能性があるが、日本企業としてはDEIによる企業価値の向上という本質に立ち返り、戦略的に対応することが求められる。(『週刊金融財政事情』2025年1月14日号(3572号)への寄稿。発行元の許諾を得て掲載しています)
  • ESGを巡る旅路 日本企業の課題と機会
    日本におけるステークホルダー資本主義の第一人者であり、ブランズウィック・グループ のシニア・アドバイザーを務める渋澤健が、高祖父で「日本の資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の思想を踏まえて、今日のESGを巡る動向や、その下での日本企業にとっての課題や機会について語る。
  • 時代と技術の化学反応
    日本触媒の代表取締役社長(当時)である五嶋祐治朗氏は、ブランズウィック・グループ の土屋大輔、坂亜祐実とのインタビューで、紙おむつ用素材から電気自動車のバッテリー用素材まで、その時々の時代の要請に応じて変遷する製品ポートフォリオにおける自社技術や他社提携に関する秘訣について語る。
  • いざ日本へ
    ブランズウィック・グループ が東京における初の常設事務所を開設するにあたり、創業者兼会長のアラン・パーカーが、自身の父の日本への 愛に思いを寄せた。
  • スイッチを入れよ
    東京電力HD会長(当時)である川村隆氏は、ブランズウィック・グループ の土屋大輔に、福島原発事故後の未来と、「ラストマン」の視点によって従業員の活性化について語った。
  • 東日本大震災の発生
    2011年に東日本大震災が発生した際、ロンドンの日本大使館が直ちに危機コミュニケーションにとりかかった様子を振り返る。
  • 外部の視点
    中外製薬とソニーの取締役会を率いる永山治氏(当時)が社外取締役の役割について語った。
  • 資本主義:成熟時代の物語
    株式会社三菱総合研究所理事長を務める小宮山宏氏は、労働人口の高齢化が経済構造の「プラチナ社会」への進化のきっかけになりうると語る。