寄稿:海外市場における認識ギャップとルール・メイキング~多様な人材を巻き込んで、競争優位を勝ち取る~
多くの日本企業は、国内市場の縮小を見越して、海外市場に生き残り・成長への活路を見いだしており、業界をまたいで、売り上げ・利益、従業員数、株主構成と、あらゆる点で海外比率が高まっている。これまで日本企業は、M&Aなどを活用して海外進出を進めてきたが、今後の海外市場における持続的な成長に向けて、二段階の本質的な課題を提起したい。第一に、大多数に共通する課題として、日本本社と海外拠点で無意識のうちに生じる認識ギャップを把握し、これを埋めていくこと。第二に、日本を代表する先進企業にも見られるが、海外市場で競争優位を勝ち取るために、グローバルリーダーという視座からルール・メイキングを仕掛ける大胆な発想を取り入れ、多様なステークホルダーを巻き込むことである。
本寄稿は、『経済広報』2023 年4月号に掲載されました。以下のリンクより、全文(PDFファイル)をご覧いただけます(発行元の許諾を得て掲載しています)。